(クラブ活動報告) 中国視察旅行レポート(上海) 更改05-03-02
 この数十年間我々は、太平洋を挟んだ日米両国間の貿易が世界経済のリード役を果たして来たと思っていましたが、昨年の日中間の貿易量が遂に日米間のそれを抜いたと報じられています。中国経済が年々発展を遂げ、世界経済の中心的な役割を担うまでになった、正に歴史的転換点にきたことを認識する必要があるのではないでしょうか。我々会員の間の話でも、その実状を自分達の目で確かめたいという気運が高まり、最近は中国への視察旅行が増えてきました。現地で何を見て、何を感じて来たか、参加者のレポートをトピック風に紹介してみます。
(スピーカ);会員 佐藤元春(設備工事業)

 青海町政経セミナーで上海へ行ってきました。ギネス・ブックの「最速商業列車」に登録された上海リニアモーターカー(上海磁浮列車)の試乗体験です。昨年暮までは試運転期間で、今年1月から正式運行になったそうです。このリニアはドイツのトランス・ラピット社が受注し建設したものだそうです。日本のリニアは実験線で581Km/hと世界最速、フランスのTVGが実験最速で515Km/hですが、この上海リニアは設計最速度505Km/h、運転最高速度430Km/hということで世界最速商業列車となりました。
 因みに、市の中心から空港までの30Km区間を7分20秒で運行していますが、設備の建設総投資額は100億元(1500億円)だそうです。乗車しての感想ですが、さすがリニア!(浮いている?) 揺れはほとんど感じませんでした。最高431Km/hの前後では、車窓での景色の流れる速度が始めての経験だったので、頭がクラクラ、フラフラ、そんな感じでした。アッ! という間に到着しました。平行して走っている高速道路の車が、止ったままに見えました。
 所がこのリニア、乗ってもなかなか発車しないので、「何分の発車ですか?」と現地のガイドに尋ねてみた所、「未だあまり人が乗っていないので、もう少し待って下さい」との返事でした。そう言えば、何処を見回しても時刻表が見当りませんでした。「速いのに遅い、上海リニア」の話を紹介しました。